2013年9月19日木曜日

就学前の子供たちへのアプローチ ”もうすぐ1年生Time” をはじめます。。

ショコラ保育園は、敬老会も終わって、今は10月の運動会に向けて、子供たちと一緒に頑張っています。
 集団の力について、メリットを以前書いていますが、実は、ショコラ保育園には大きな問題があります。それは、3歳未満児が多いこと。どこでも問題なのですが、特に新設なので、多いのです。そして、その結果、来年卒園する子供は3人!と少ないのです。切磋琢磨するチャンスや、小さい子供達に合わせてしまうことで、体力や遊びの力が落ちてしまうかもしれません。

 そこで、卒園予定児のための別プログラムを準備する提案があり、先日内容も含めて討議し実行することになりました。運動会が終わってから始動します。

詳細は、対象の子供さんの父兄の皆さんにお知らせしてからここにアップしとみようと思います。

2013年9月12日木曜日

9月10日敬老会でした。



9月10日、子供たちの祖父母や介護サービス事業所の高齢者を招いての敬老会でした。普段お昼ごはんの際に集まる2回の中央ホールと特別保育室を合わせたところで行いました。普段なら、心地よい空間なのですが、今日はとってもギュウギュウ!!状態。





 みんなで一か所に集まる!については、段取りや場所など、
 今後の対応を考える必要がありそうです。
 
 竹楽器での演奏や、保育園の園歌など、普段の練習よりも、声も音もおとなしい!(笑)) 
 それなりに緊張していた子供達は、かわいいですね!

 いつも、大きな声で聞こえる園歌が、少し照れて聞こえました。
 次は、うんどう会ですね!! 





2013年9月9日月曜日

日々成長していくショコラの子供たちです。




#148.ひとりでできるもん

















スタッフミーティングの報告の中で

”お昼ご飯の食べ残しが減りました!”

         とのこと。(3歳児以上。。)


ショコラ保育園のお昼ご飯は完全給食なので、
よりメニューの工夫がしやすいから!ではありません。

保育スタッフの考えで、子供たちが、自分で食べる分を考えて自分のお皿(お椀)によそう方法にしていく事で、食べ残しが減ったそうです。(勿論、よそう分量が少なすぎる!事のないように保育スタッフが注意を払います)

”自分で考えて、主体的に行動する。” 


生活の中で身に付けて欲しい事が、食事という日常行動の中でなされているのは、とっても嬉しい報告でした。

もう一つは、毎日聞こえる歌声!
子供たちの成長を感じます。4月、5月には子供たちの声は???でしたが、
今は、元気な声が響いてきますよぉ!
”かごしまショコラ保育園のうた”(園歌)が聴こえてくると、嬉しくてつい”にんまり”顔になってしまいます。



音楽の先生の提案もあって(気を遣わせてしまったかしら)、”おいしく食べよう”や”早寝早起き朝ごはん”,etc・・・谷山浩子さんカラーの歌を取り入れてるのも、嬉しくて”にんまり”・・・(笑))
#132.これがいい

カレンダーの月が過ぎる毎に、日々成長していく、ショコラの子供たちです!

2013年9月8日日曜日

プロフェショナルについて考える


ショコラ保育園では、異年齢保育(兄弟保育)を0-1歳、1-2歳、3-5歳で集団で保育をしています。

某公共放送の番組のタイトルですが、勿論、無関係です。(笑)

職業柄、生死に近い部分で仕事(医療介護)をしているので特に感じるのですが、
プロの仕事は、”リスクをどれだけ取れるか?”だと思います。

物づくりの”匠”は、モノ(製品)になるかならないか?の勝負
スポーツ選手は、身体が壊れるか?の勝負
医療では、極端なところ、”生死”の勝負です。
子供と働き盛り世代、高齢者、超高齢者、障害の有無や生活環境、本人の気持ち...etc
で、治療や指導が変わります。100歳の人に、本人の苦痛になるよう事を強要して”長生きしてね!”なんていうのは??と私は思います。

何事もリスクを伴うし、メリットとデメリット、薬なら作用と副作用があります。
#06.友
保育園(福祉施設も)では、水戸のご老公様の印籠のような言葉があります。

”危険!なので、**します(又は出来ません)”

no risk no returnどころか、 no risk  bad return (結果最悪)になります。
高齢者であれば、上げ膳据え膳にすれば、寝たきりになります。

身体も心も伸び盛り、育ち盛りですから、それはもう、ぶつかったり、けんかしたり、、。
そして、年長さん達にとっては、やはり運動面や学習で不安を感じる事もあるでしょう。

それでも、こだわりたい部分は、郷中教育の原点”人間力”。”コミュニケーション力”が大事だと思うからです。 公園で遊ぶ集団で遊ぶ子供たちが街中ではとても少なく、放課後の校庭や公園でも子供たち締め出され、ガキ大将が居ない。家の中で数人で遊ぶ。そんな時代になっています。

大きな集団になる保育園では、出来るだけ壁のない生活を過ごしてほしいし、生きる力をつけてほしいのです。それが、大きな異年齢集団であることの意味だと思います。

#187.ひとつひとつねなので、”危険だから壁で仕切る”とか”危険だから小集団にする”とか”コストがかかるから小規模にする保育”というのは、とても安易。
 プロの仕事は、リスクを”ゼロ”にすることではなく、”コントロール”することです。
運動面や学習面に不安があれば、補強プログラムをたてるとか、
リスクに対しては、最小限に留められる対策をたてるとか。。

それが、プロの仕事なんだと思うのです。
待遇面などもあり、なかなかプロを育てる環境としては厳しい部分もありますが。。

まだまだ、理想とする”プロ”の集団になるには、数年はかかるのかもしれません。